皆さんは、地元の川などで遊んだ経験はありますか？

都会などで育った人は身近に川遊びができるようなきれいな川がなかったという人もいるかもしれませんが、自然の豊かな土地で育った人の中には、小さなころはよく川で遊んでいたという人もいるかもしれません。

魚釣りなど、魚に関連する遊びをしていた人も多くいるかと思いますが、この時期の川魚の代表格といえば、やはり鮭ですよね。

ちなみに、茨城県筑西市では11月19日、そんな鮭に関する「鮭のふるさと 川島まつり」というイベントが開催されました。 皆さんご存知の通り、鮭は川で生まれ、海へ出た後産卵のために再び川へ戻ってくる魚で、この秋の時期がその遡上の時期となり旬となります。

筑西市を流れる鬼怒川では例年この時期に多くの鮭が捕獲されますが、そんな鮭の捕獲や採卵などを体験できるというのがこの川島まつりです。

このイベントは2015年9月に発生した関東・東北豪雨災害の復興イベントと位置付けられていて、地域の人たちに改めて筑西の文化や自然について知ってもらい、興味を持ってもらい、地域の活性化につなげていきたいと開催されました。

イベント当日は快晴となり、親子連れ約150人が参加して、鮭について学びながら実際の捕獲体験を行いました。

こうした地域資源や地域の伝統・産業は今も息づいていますが、実際に市民がそれを知っているかといわれるとあまり知らないということも増えていますし、地元に改めて目を向けるためのイベントがもっと全国的に増えていくといいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部