近年、外国人観光客が増えているのは周知のとおりですが、これまで以上に日本のモノづくりや日本の文化の人気が世界中で高まってきていて、これから今まで以上に多くの日本企業や日本の商品・サービスが世界中に広がっていくことが期待されていますよね。

こうした状況の中、企業だけでなく、国や自治体も積極的に国内、地域内の企業や自治体のPR支援を行うようになってきていますが、石川県では、石川県と北國新聞が共同で海外バイヤー向けの商談会を開催しました。 この「シンガポール・香港食品バイヤーマッチング商談会」は、北國新聞が主催し、1月23～25日にかけて石川・福井・富山で開催されるもので、食品関連企業が、海外の有力商社やレストランと同時商談をすることで海外販路をつかむために行われています。

各地域のPRはもちろん、北陸地域全体のブランド力向上も目指しているそうですよ。

石川県では1月23日に石川県庁で開催され、県内の食品関連会社19社が参加し、シンガポールと香港の5社と商談を行いました。商談は1対1ではなく、海外勢は1度にまとめてということで、交渉の場にレストランのバイヤーのみならず商社も参加していたため、商談もスムーズで、参加者からも好評だったといいます。

こうした取り組みで、石川、日本のおいしい食材が世界でも知られることになるようになるのは嬉しいことですし、こうした企画が食品だけでなく、工芸品や技術など、様々な分野にも広がっていくといいなと思いますね。


 執筆：街コミNAVI編集部