近年は日本中で地域活性化の動きが進む中、新しい地元産食材や商品の開発が行われ、以前からあった特産品もブランド化が進み、これまで以上に幅広いPRが行われたり、販路の拡大に向けた努力が進められていますよね。

特に地方にとっては、人口が多く、多くの消費が見込まれる地域への販路拡大を目指すのが当然ですし、東京や、近隣の大都市に向けたPR活動が多くなりますが、山口県下関市は2月1日から「しものせき海響の恵みフェア」というキャンペーンを実施し、福岡と東京での下関産食材のPRが行われています。 トラフグ・のどぐろなどの海の幸、そしてジビエなど山の幸にも恵まれた食品の宝庫である下関。

このフェアは東京都の5店舗、すぐ近くの大都市・福岡の10店舗の計10店舗で下関産の食材を使った期間限定メニューを提供してもらい、東京・福岡の人に下関の食材の魅力を知ってもらおうというもの。

下関市では、一昨年からグルメサイト「ぐるなび」に委託して、都市部のシェフを招いて実際に農家などの見学会を行って下関市の食材の魅力を伝えるイベントなどを開催してきて、このフェアはその活動の集大成として開催されるもの。

1月30日にはイベントに先駆けて福岡市の中華レストランでメディア向けのお披露目会が開催され、下関市長やシェフが今回のフェアへかける意気込みなどを語りました。

下関市としても、一過性のイベントに終わらせず、これからも様々な事業を進めたいとしていて、海外向けのPR事業も計画しているのだそうです。

下関に訪れた際はもちろん、このフェアの開催店舗に訪れることができる人は一度、下関のグルメを楽しんでくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部