日本全国に、それぞれの文化がありますが、やはり文化を象徴するものの代表的なものの1つが…食文化ですよね。

土地によって手に入れられる食物が違い、郷土料理がそれぞれに発展し、独自の食文化が形成されていったわけですが、最近では地域の活性化の流れの中でそうした地元の食文化に改めてスポットが当たることも増えてきています。

B-1グランプリのような全国のご当地グルメが集結するイベントや、地元の名産品を集めたイベントなども開催されていますが、山口県防府市では毎年恒例の「鍋-1グランプリ」が開催されました。 このイベントは防府天満宮の年間行事「牛替神事」が行われる時期にあわせて、町を訪れる人を温かい鍋でもてなし、町に賑わいを作り出すことを目的として毎年、防府商工会議所が開催しています。

各参加団体がとっておきの鍋をふるまい、来場者の審査でグランプリが決まります。

今年で13回目を迎え、今年は、防府市はもちろん、山口県、兵庫県、香川県、福岡県から合計15団体が参加しました。毎年鍋のテーマが設定されていますが、今年のテーマは「維新」。明治維新150周年を記念したもので、各鍋の名称に「維新」を入れて、地域のPRに繋がる鍋が販売されました。

投票の結果、「防府レオクラブ」の提供した「超絶維新！コラーゲン鍋」が3年連続でグランプリに選ばれたということです。防府市に住んでいる人は、来年以降のこの鍋グランプリに参加してみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部