高槻の山で間伐されたヒノキの間伐材が 新しく生まれ変わろうとしています。

間伐されたヒノキは、4月1日に高槻市内にオープンする ショートステイなどの高齢者福祉施設「あすなろ」の床や壁に使用されています。

施設内は、すがすがしいヒノキの香りに包まれているそうですよ。 施設を運営する社会福祉法人は ぬくもりや癒し効果を期待して採用をしたということです。

確かに木の素材はぬくもりや温かさ、そして優しさを感じます。

ヒノキの香りは心がリラックスできるものです。 高齢者福祉施設にはぴったりの素材と言えますね。

今回、コストを抑えるため 地元高槻の府森林組合三島支店に相談をされていたという事です。

地元の森林保全につなげるため 値段も手ごろな組合の間伐材を使うことにしました。

高槻市内の森林では、戦後に植林されたヒノキやスギが成熟し 樹齢50年以上に達して建材に適した木も多いそうです。

その一方で、森林保全に必要な間伐をする為には 搬出コストを支える木材需要の開拓が課題となっています。

支店の担当者は 「今回のような事例を増やし、高槻の木材の良さを知ってもらい 木材の地産地消を進めていきたい」と話しています。

これをきっかけに もっと高槻の木材が使われるようになれば嬉しいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部