世の中には様々な動物・植物など様々な生物がいますが、その多くはまだ私たちの知らない種類の生き物ともいわれていますよね。

日々新しい種類の生き物が発見され、正式に新種として認められるなどして話題を集めていますが、東京都昭島市でも、「アキシマ」の名を冠した新種の動物が正式に認定されたということで、話題になっています。 その動物がクジラで、「アキシマクジラ」という新種のクジラの存在が学会で正式に認定されたのです。

昭島市では57年前、200万年前の古代のクジラのものとみられる化石が出土。ほぼ全身の骨格が見つかったことなどもあって、当時大きな話題となりました。

昭島市としても、「クジラのまち」としてのPRをそれ以来続けていて、毎年「くじら祭」が開催され、市内にはたくさんのクジラのオブジェが設置されていたり、クジラの名前の付いた場所などもあったりします。

しかし、発見以来本格的な調査は行われないままになっていて、2012年に群馬県立自然史博物館に保管されることになってから、本格的な調査が始まり、関心を集めていました。

そして今年1月、博物館を中心とする研究グループが正式に「アキシマクジラ」を新種として認定する論文を発表したのです。

昭島市では春以降に今回の新酒認定の記念イベントを開催することが決定していて、これからさらにクジラのまちとしての地域おこし、PRを進めていく方針ということです。

昭島の人は是非これからのクジラ議論の行く末にも注目してくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部