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2018.03.09.

古河の高校生が江戸時代のカステラを再現


地元で昔食べられていた料理を食べてみたことはありますか?

食の変遷は文化の重要な歴史のひとつですし、今でも食べられている料理もあれば、今では食べられなくなっているもの、ずいぶんと形が当時とは変わって食べ続けられているものなど…様々な物があります。

ちなみに、茨城県古河市では、古河市内の高校の卒業作品展で江戸時代のカステラが再現され話題となりました。
情報元ソース:茨城新聞クロスアイ 江戸時代のカステラ 古河、専門学校生が再現
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180207-00000007-ibaraki-l08
古河市内の私立高校である晃陽看護栄養専門学校と晃陽学園高校では、毎年食分野のコースに在籍する生徒たちによる卒業作品展「雪華の大祭」が行われます。

生徒たちが作った販売用のパンやお菓子なども用意され、美容師コース・くらしの動物コース・公務員コースの生徒たちは模擬店販売で参加するなど、全体的に文化祭のような雰囲気も漂う恒例行事となっていて、学生はもちろん、市民や保護者も参加します。

古河で行われている「雪華の大祭」は、今年で9回目の開催となりますが、食文化を通して地域文化に関心を向ける取り組みとして、毎年昔の料理の再現を行うのが恒例となっています。

そうした中で今年挑戦したのは、カステラを用いたオランダの正月料理。

これは、江戸時代に行われていた蘭学者たちの会合に出席した古賀藩の鷹見泉石が日記に書き留めていたオランダ正月料理を再現したものとなっていて、ほぼ当時のままの作り方と食材で作られたといいます。

古河市の皆さんは、来年以降、この雪華の大祭、訪れてみてはどうでしょうか?新しい発見があると思いますよ。


 執筆:街コミNAVI編集部