



2018.07.02.
四日市に「くるべ古代歴史館」がオープン
(2018年3月29日に書かれたコラムです)
三重県・四日市市からのニュースです。
飛鳥時代から平安時代にかけての役所の跡で、国の史跡にも指定されている三重県・四日市市の久留倍官衛遺跡を紹介する施設「くるべ古代歴史館」が四日市市内に完成し、記念セレモニーが行われました。
情報元ソース:四日市観光協会公式サイト
「くるべ古代歴史館」がオープン!
http://kanko-yokkaichi.com/news/2725/
久留倍官衛遺跡は、四日市市内を走る国道1号線のバイパス道路建設に伴う発掘調査で見つかりました。http://kanko-yokkaichi.com/news/2725/
地方を治めた役所の跡が、ほぼ完全な形で残る全国でも珍しい史跡とされています。
「くるべ古代歴史館」は、古代の役所の姿や仕事の内容などについて、土器やすずりといった出土品や古代の衣装の展示などを通して紹介する施設で、2年後の完成を目指して整備が進んでいる遺跡公園に先行して開館しました。
オープニングセレモニーで、四日市市の森市長は、「この施設を拠点として四日市市の歴史を発信していきたい」と挨拶しています。また地元の遺跡について学んでいる大矢知興譲小学校の児童二人が学習の成果を発表し「弥生時代の土器を実際に触って感動した」と話していました。
「くるべ古代歴史館」では、来月、四日市市内外から歴史の研究者を招いて講演会を開く予定だそうです。
歴史の遺稿というのはどこに潜んでいるか分からないものですが、高速道路のバイパス工事の際に見つかるというのはなかなか珍しいのではないでしょうか。とりあえずこういった形で、遺跡が見つかった場合、工事を中断して、発掘調査が入ってしまうため、工事の作業期間に支障が出たのではないかと思いますが。
後世に先人の知恵や技術を伝えていくためにも、こういった遺跡の保存・公開は積極的に進めて欲しいものです。
執筆:街コミNAVI編集部