（2019年12月6日に書かれたコラムです）

何か楽器を嗜んでいるという人は多いとは思いますが、中でもピアノが弾けるという方は多治見に訪れてみると面白いかもしれません。

この度、多治見にある多治見駅では通路に一台のピアノが登場したということで話題となっているんです。 駅の中、しかも通路にピアノが設置されているという光景はなかな珍しいものですが、なんとこのピアノは駅を利用する人は誰でも利用して演奏していいのだとか。

この斬新な試みは多治見を音楽を利用して活気づけようとする「たじみ音楽でまちづくり市民協議会」が設置したもので、同じく多治見に拠点を置くピアノの調律や修理を行っているホリエピアノ研究所が寄贈したものなんだそうです。

誰でも演奏可能なピアノということですので腕に自信のある方はもちろん、ピアノに触ったことがない方でも誰でも自由に思うままにピアノを弾くことができるということなので、ぜひ自分の演奏で駅の中を音楽で満たしてみるなんて貴重な体験をしてみるのはいかがでしょうか？

駅の中ということですので、多くの人が通り少し恥ずかしい気持ちになるかもしれませんが、なかなか体験できないこの貴重なチャンスですのでぜひチャレンジしてみるのも良さそうですね。

いつでも駅の中で本物のピアノの演奏が聞こえてくるなんてことになればまさに音楽の街という印象になるかもしれません。

多治見駅では今後、毎日違ったピアノ旋律を楽しむことができるのではないでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部