岐阜県多治見市三の倉町猪場にある「森の天然酵母ぱん フォーレ」は、多治見市の廿原町・三の倉町・諏訪町による“多治見三郷活性協議会”の活動によって誕生したパン屋さんです。

緑豊かな大自然の中にあるお店は、木のぬくもりを感じられる建物が目印となっています。

パンには、地元である多治見の果物やお野菜を使用しており、季節の旬の食材によって、その時に店頭に並ぶパンの種類も変わるそうです。 お店は多治見の豊かな自然に囲まれていることから、農産物も豊富で、里山に棲む酵母をイチゴやブルーベリーなどから起こしてパンを膨らませているのだとか。

フランスの天然酵母の権威から直伝された酵母の起こし方を継承されているという、“こだわりの製法”で作られているということで、味はもちろん、食感や香りも楽しむことができそうですね。

定番商品のあんぱん（200円）は天然酵母と素材の味が楽しめる味わいとなっています。 そのほかにも、たまごパン（200円）、ハムロールパン（200円）、もち麦ごはんパン（800円・ ハーフ400円)、カレーパン（200円）、苺あんパン（250円）と甘いパンからおかずパンまで取り揃えられています。

数あるパンの中でも注目したいのが、「もみじあんパン（250円）」です。 なんと、地元である多治見で栽培された“食用もみじ”が使用されている世界初のパンというから驚きですよね。 紅葉の季節に、もみじのあんぱんを食べることができるなんて、とっても贅沢ですね。

昨今は物価の高騰で、小麦を使った商品も値上げされ、高価になっていますが、森の天然酵母ぱん フォーレ」のパンはひとつ200円～と大変リーズナブルなのが嬉しいですね。

「森の天然酵母ぱん フォーレ」は、今年の4月で2周年を迎えられました。 地域の農産物で起こした特別な酵母で発酵させるという、こだわりと志しの高いパンを、これからも末長く作り続けてほしいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部