みなさんは、ピアノを弾いたことはありますか？昔習っていたという人も多いと思いますが、練習や演奏会の時にはどんなピアノを使っていたか覚えているでしょうか？

あまり詳しくない人には音の違いなどはよく分からないかもしれませんが、一口にピアノといっても様々なメーカーのものがあり、値段も様々。

中でも「世界三大ピアノ」と呼ばれるピアノは新品で1,000万円以上するもので、なかなか弾く機会も得られないものですが、岐阜県多治見市では市内で1日のうちにその世界三大ピアノ全てを使ったコンサートが行われるということで、話題となっています。 世界三大ピアノといわれるのは「スタンウェイ」「ベーゼンドルファー」「ベヒシュタイン」というメーカーのピアノ。

多治見市内には、それぞれ別の場所ではありますが、これら三大メーカーのピアノが1台ずつ揃っていて、そのことを市民にも広く知ってもらいたいということで市民団体「たじみ音楽でまちづくり市民協議会」が主催しました。

2月12日のイベント当日は「アートスペースホリエ」でベヒシュタイン、そして「バロー文化ホール大ホール」でスタンウェイの解説付きのミニコンサートが順番に行われ、最後に同じくバロー文化ホールの小ホールでリサイタルが行われます。

各ミニコンサートとピアノリサイタルはピアニストの田村緑さんで、ミニコンサートはリサイタルのチケットを持つ人だけが対象。朝から夕方にかけて多治見市の三大ピアノを巡るコンサートツアーという見方もできそうですね。

貴重な機会ですから参加できる人は参加してほしいですし、多治見市の人は、機会があれば是非コンサートなどでこれらの施設を使用して、世界三大ピアノを体験してみてはどうでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部