季節はすっかり秋となり、全国各地で秋のイベントが開催されていますね。

秋は食欲の秋・スポーツの秋・文化の秋・読書の秋など、様々なことが楽しめる時期ですから、開催されるイベントも多種多様ですが、陶器や骨とう品の市も全国で開催されます。

そんな中、岐阜県多治見市では、10月8・9日の2日間「第40回たじみ茶碗まつり」が開催されました。 モザイクタイルなどの焼き物・工業製品でも知られる多治見市ですが、美濃焼の産地としても有名で、かつて明治から昭和初期には美濃焼の陶磁器問屋が軒を連ねる通りがあるなど、焼き物・骨とう品の聖地のひとつとしてファンに認知されています。

そんな町で開催される茶碗まつりはとても長い歴史をもつイベントで、例年2日間で20万人近い人手がある人気イベント。

掘り出し物を探す陶磁器ファンが例年、多治見内外から押し寄せます。

今年は39社51ブースが出展し、茶碗だけでなくお皿やカトラリー、雑貨など、さまざまな陶磁器が販売されました。

多治見市では毎年4月に「たじみ陶器まつり」が開催されていて、こちらは茶碗まつりよりもさらに大規模なイベントとなっていますが、多治見に住んでいる人でも、地元がどれほど陶器の町として多くの人に愛されているということを知らなかった・実感できていないという人も多いのでは？

そんな人は是非年に2回のこの多治見でのイベント、積極的に参加して、地元の魅力を再発見するのもいいのではないでしょうか。


 執筆：街コミNAVI編集部