普段の生活の中で、食事などの際に 陶器で出来たものを使用する事が多いのではないでしょうか？

それぐらい陶器というものは、私たちの生活に 密接な関係があるものといえるのではないかと思います。

多治見ではそんな陶器に関する催しが開かれ、話題となったそうです。 陶器などの焼き物の街として有名な多治見では 毎年恒例の春を彩るイベント「第68回たじみ陶器まつり」が 多治見にあるオリベストリートを主な会場に開催されたとのことです。

この多治見で開催された催しは 多治見陶磁器卸商業組合などで作る実行委員会が主催し 陶磁器の卸商や窯元が販売テントを並べ、茶碗や皿などが通常の3~5割引きで販売されました。

日本の伝統工芸品として有名な「美濃焼」が格安で手に入るかもしれないという事で 多くの人々で賑わったようですね。

美濃焼とは多治見を含む、東濃地域で生産される陶磁器の総称で これらの地域は日本の陶磁器の生産拠点と言われています。

日本の陶磁器生産量の約半分を占めるなど、まさに日本の器の大半は 美濃焼であるといってもおかしくないのではないかと思います。

これだけ美濃焼が普及しているとなれば 私たちは普段あまり気にする事は無いかもしれませんが 毎日、どこかで美濃焼に触れ合っているのかもしれませんね。

そんな、美濃焼の掘り出し物が手に入るかもしれない 多治見の今回の催しは、大変貴重なものになったと思われます。


 執筆：街コミNAVI編集部