シルクといえば世界的にも広く高級織物として人気ありますが、そんなシルクは実はカイコという生き物から作り出されている天然の素材ということを知っていますか？

今治ではそんなシルクを作り出すカイコの飼育からシルクの加工販売までを行う工場がオープンし話題となっているんです。 今回、今治にできたのは「せとうちシルクファクトリー」。

こちらはシルクを使った商品の開発から販売、シルクの元となるカイコの飼育などシルクに関わる工程を一貫して行う工場となっているのだとか。

今ではこうしたシルクを作りだす企業というのは今治でなくても少なってきているわけですが、最近ではシルクは織物だけでなく化粧品や食品としての利用にも期待が寄せられているということもあってか今治にこうした工場が作られることになった理由なのかもしれませんね

こちらの今治の工場ではそんなシルクを生み出すカイコが快適に過ごせる環境が揃っているということで年間に500キロもの繭を生み出すことになるだそう。

シルクが実はカイコが生み出す繭が原料となっていることに驚いている人もいるかもしれませんが、そんな生き物から作り出される素材ということもあって人に優しく着るものだけでなく化粧品から食品という様々な分野で利用される万能な素材ということにも驚きです。

こちらの工場でのシルクの生産が軌道に乗れば今治のシルクが世界的にも有名になる日は近そうです。

こちらの記事は6月2日に書かれたものです


 執筆：街コミNAVI編集部