世田谷の松陰神社と松陰神社通り商店街で 10月24〜25日に「幕末維新祭り」が開催されました。

松陰神社は、東京都世田谷区にある神社で 幕末の思想家・教育者である吉田松陰、および彼の門人である伊藤博文・山県有朋はじめ 松下村塾の生徒を祭神として祀っています。 この事から松陰神社は学問の神として信仰されている神社で 付近には国士舘大学や世田谷区役所があります。 ※最寄駅は東急世田谷線松陰神社前駅。

かつて、この地には長州藩主の別邸がありました。 松陰が安政の大獄で刑死した4年後の1863年（文久3年）、高杉晋作など松陰の門人によって 小塚原の回向院にあった、松陰の墓が当地に改葬されました。

その後、1882年（明治15年）11月21日に門下の人々によって 墓の側に松陰を祀る神社が創設されました。

現在の社殿は1927年から1928年にかけて造営されたものだそうですよ。

「幕末維新祭り」では24日に太鼓の演奏や幕末野外劇などのイベントが次々に開催。 18時からは松陰ジャズナイトと題して、ビッグバンドやクインテットの演奏行なわれたそうです。

25日は、よさこい鳴子踊りからスタート。 13時ごろからは、幕末の志士による奇兵隊パレード、子供みこしなど 1日中楽しめるイベントがたっぷり組み込まれています。

幕末好きならば絶対に行ってみたいと思える幕末維新祭り。 歴史めぐりをして、音楽に触れ、地元の人の踊りやパレードを見て 飽きることなく1日楽しむ事のできるお祭りなんですね。


 執筆：街コミNAVI編集部