古き良き日本のフォークソングの聖地を皆さんご存知でしょうか？ それはかつて世田谷区にあったフォーライフレコードです。

現在フォーライフレコードのスタジオ跡地は国立音楽院となっているのですが その国立音楽院で4月9日、音楽イベント「フォークソングの日2016」が開催されました。 実は4月9日は昨年、一般財団法人日本記念日協会によって 「フォークソングの日」として認定された記念日なのだそうです。

記念日としての「フォークソングの日」は、女性デュオ「やなわらばー」が フォーク酒場で仲間と交流する中で思いつき、発案。

その思いついた日を記念日として申請したのだそうです。 フォークを語るうえで欠かせない、世田谷にあったフォーライフレコード。

このレコード会社は、小室等・吉田拓郎・井上陽水・泉谷しげるの フォークシンガー4人によって1975年に世田谷に設立。

当時、現役のフォークシンガーにより設立されたレコード会社という事で 大きな話題を呼び、現在の音楽業界にも大きな影響を与えました。

2001年に解散し、以降はフォーライフミュージックエンターテイメントという新会社に 運営は引き継がれました。

世田谷は当時から現在に至るまで、日本の音楽業界を支える地域なんですね。 このイベントでは有料ライブのみでなく、一般の人が参加できるオープンマイクイベントなども 開催されるので、世田谷の内外の多くの人が参加できるイベントになったようです。

世田谷の町が盛り上がる1日が、毎年続くと良いですね。


 執筆：街コミNAVI編集部