選挙法の改正により、今年夏の参議院選挙から投票権が18歳以上に引き下げられましたね。

次回の参院選が選挙法改正後初の選挙ということで、まだまだ投票する側も 選挙を管理する側も戸惑う部分がるのが当然です。

そんな中、全国的に選挙に関する周知運動や若者との意見交換が行われています。

香川県高松市では、選挙事務に若年層の意見を取り入れようと 香川大生との意見交換会が実施されました。 高松市選挙管理委員会の企画で、高松市役所で開催された今回の意見交換会。

高松市内にある香川大の法学部の学生16人が参加し 若者の投票率アップに向けて意見を出し合いました。

学生たちからは「立候補者のインタビュー動画を作って学校で放送する」 「投票した人に景品を渡す」「高校や大学で公開討論会開く」「投票所の隣に屋台村をつくる」 などの意見が出ました。

また、今回の選挙から香川大学内に期日前投票所が設置されることになっていて 今回の意見交換会参加者は全員その期日前投票の事務に関する学生ということで 選挙や期日前投票に関する説明も行われました。

18歳以下となると高校生でも投票権を持つことになるため、総務省も高校向けの 補助教材を作成したりしていますが、やはり若者自身の意見を聞いていくことが これからの選挙運営に必要となってくるのではないでしょうか。

高松に限らず全国で広がる若者との意見交換の試み、この夏の選挙で大きな問題が出ないよう そして投票率の向上があることを期待したいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部