日本の夏といえばやっぱりお祭り。お祭りにも様々な種類がありますが、特に人気があるお祭りといえば 花火大会ではないでしょうか？

今や、全国各地で様々な規模の花火大会が開催されていますが、新潟県長岡市では北陸地方最大級の 花火大会で日本3大花火大会の1つ、「長岡まつり大花火大会2016」が8月1日～3日に開催されました。 （1日は長岡まつり前夜祭で、花火大会は2・3日） 長岡まつりの起源は今から71年前、昭和20年の8月1日の長岡大空襲にあります。

長岡大空襲では旧市街の8割が焼け野原と化しました。この空襲を受けて、その翌年に開催されたのが 長岡まつりの前身となる「長岡復興祭」でした。以来、長岡では毎年8月に慰霊の念、感謝の念 平和への祈りを込めた祭りが開催されるようになり、1951年からは長岡まつりという名称になった というわけです。

花火大会自体はそれよりも前の1800年代末から1900年代初めから行われていて、現在では 長岡まつりのメインイベントとなっています。

今年は歌手の沢田知可子さんが中越地震の復興応援ソングとして作詞した「空を見上げてごらん」に 合わせてメインの「米百俵花火・尺玉100連発」が打ち上げられ。感動的な雰囲気の中で花火が 打ち上げられました。

慰霊の花火ですから、やはり少しほかの花火大会とは趣が違って、神々しい雰囲気すらあったようです。

2日間で約20,000発の花火が打ち上げられ、来場者は2日間で100万人にも上ったということです。 今年いけなかった人も、来年は訪れてみてはいかがでしょう？

心洗われること間違いなしです。


 執筆：街コミNAVI編集部