今年から国民の祝日として新たに加わった山の日。直前になるまでその存在を知らず、喜んだ人も 多いのではないでしょうか？お盆前の時期ということもあり、この日から長期休暇を取った人も 多いかと思いますが、この日、皆さんは何をしていましたか？

山の日は当然、山が主役。ということで、南アルプスを代表する山の1つ、北岳では 多くの登山客たちが訪れて、尾根歩きを楽しみました。 北岳は山梨県南アルプス市にある、「南アルプスの盟主」とも呼ばれる山で 標高は3,193mと日本で2番目の高さを誇ります。

火山でない山としては日本で最も標高の高い山。登山コースも複数あり、南アルプスの 登山基地である広河原での入山者の7割が北岳を目指すほどの人気を誇っていて 南アルプスのみならず日本を代表する山です。

この日は、山頂から南東の方向に富士山（3776メートル）のシルエットも雲にかすんで 見えていたみたいですよ。

北岳の頂上付近、標高約3,000メートルにある山小屋では、「山の日」を祝う記念のコースターや 地ビールを宿泊客に手土産として配るなど、山の日ムードを存分に押し出していました。

南アルプスといえば日本有数の山脈ですし、やはり山に携わる人としては山の日の制定は うれしいニュースだったのでしょうね。まだまだ生まれたばかりで慣れませんが、これからの 山の日が私たちにとってどんな休日になっていくのか、山の産業のこれからも含め 気になるところです。

皆さんも来年の山の日は、せっかくですから山に登ってみるのはいかがでしょうか。


 執筆：街コミNAVI編集部