



2016.09.07.
長浜の八朔大祭
皆さん、この夏はお祭りには行かれたでしょうか?
お祭りを代表する神具・道具の代表といえば神輿。祭りによって大きさも装飾も様々な神輿が担がれ 奉納されますが、滋賀県長浜市では、今年全国的に見てもとても珍しい、変わった神輿が奉納された んだそうですよ。
情報元ソース:京都新聞
青物神輿に豊作願う 滋賀・長浜で八朔大祭
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160902-00000011-kyt-l25
その神輿が奉納されたのは長浜市湖北町の伊豆神社で、五穀豊穣(ごこくほうじょう)を願い
例年9月1日に行われている八朔(はっさく)大祭。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160902-00000011-kyt-l25
その神輿の何が珍しいのかというと、神輿の飾りつけに野菜や乾物、草木などを使っている点。 約80種類の野菜などを使い、精巧な技術で作り上げられた神輿は、そうとはわからない華やかさを 放っています。
地元の伝承では、野菜を飾った神輿が始まったのは江戸時代初期のこと。
明治時代までは毎年作られていましたが、徐々に数年に1度にしか作られなくなり、今年は5年ぶりに 作られたんだとか。生ものですから使いまわしもできませんもんね。今回神輿の頂には顔にカボチャ くちばしにオクラを使った鳳凰が飾られ、神輿の屋根にはヒノキの葉やズイキなどを使用。
神輿の4面には、野菜やろうで作った一寸法師や、さるかに合戦などのおとぎ話に登場する人物などを 飾りました。自治会や「伊豆神社青物神輿母衣(ほろ)保存会」のメンバーらが育てた地元・長浜で 獲れた神輿用の野菜を使って作ったということで、五穀豊穣を祈るお祭りにぴったりと言えそうですね。
次に見れるのはいつになるのかはわかりませんが、縁あって次の機会を知ることがあれば 是非、長浜に足を運んでみてください。
執筆:街コミNAVI編集部