近年、国際化社会が進んでいく中で、日本でも国際交流が盛んとなってきていますよね。

外国人観光客の増加がニュースになることも多いですが、日本にやってくる外国人は観光客だけではありません。留学生や、日本に働きに着たり、定住している外国人も多くいますよね。

そうした人たちとの民間の国際交流を促す活動をする自治体や民間団体も多くありますが、滋賀県長浜市では12月9日に外国人留学生と市民がスピーチを通して交流を行う「YOU 弁 IN NAGAHAMA」というスピーチ大会が開催されました。 このイベントは、NPO法人「長浜市民国際交流協会」が主催して毎年開催しているもので、今年でなんと29回目を迎えた歴史あるイベント。

実は長浜市は古くから国際交流の長い歴史が息づくまちだそうで、早い時期からアウグスブルグ（ドイツ）やヴェローナ（イタリア）との姉妹都市締結が行われたり、長浜ユネスコ協会が1948年に設立されたりしてきたという歴史があります。

そこで市民主導で設立されたのが「長浜市民国際交流協会」で、その活動拠点である国際文化交流ハウスGEOが今回のスピーチ大会の舞台となりました。

スピーチ大会では、6人の留学生が日本語で、8人の長浜市民が外国語でテーマに沿ったスピーチを披露しました。

スピーチ終了後は、イタリア・ヴェローナ市姉妹都市25周年記念として、イタリア風のクリスマスパーティも開催され、市民が交流を楽しみました。長浜市の人は是非こうしたイベントが開催されていることを知ってほしいですし、皆さんも地元でこうしたイベントが開催されていたら、積極的に参加してみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部