急に気温が下がって暖かい食べ物の恋しい季節になってきましたね。 そんな中、ジャンボ鉄鍋で調理した芋の子汁を振る舞う「第28回 奥州水沢グルメまつり」が 行われました。

奥州市水沢区中上野町の水沢公園で開かれた「奥州水沢グルメまつり」では南部鉄器の ジャンボ鉄鍋で芋の子汁6,000食が振る舞われ、寒風の吹く中来場者が旬の味覚に舌鼓を 打ちました。 奥州水沢グルメまつりは「食」を通じた人と人の交流、地域活性化などを目的に開催。 毎年人気を集めていて、今年で28回目になります。

鉄鍋は容量1万リットルで直径3.5メートル、深さ0.8メートル、重さ5トンの特大サイズ。

使用した具材は里芋500キロ、こんにゃくと長ネギ、ごぼうがかく100キロ、鶏肉180キロ。 生シイタケ30キロ、ミズナ10キロというこちらも大量。

調理は水沢調理師会や水沢一高調理科、奥州市地域婦人団体協議会水沢支部などから高校生以上の 約120人が担当。長さ19メートルのまな板で具材を下ごしらえし、火にかけられた鍋で 味付けしました。

全てにおいて規模が特大サイズですね。

会場では午前10時30分すぎから待つ人の列ができ、正午の配布開始時には長蛇の列に なったそうです。来場者は順番に受け取って周辺に腰を下ろし、熱々の芋の子汁を味わいました。

会場には、同日まで開かれた第51回水沢産業まつりの飲食屋台や農産物などの即売テントが 軒を連ねたほか、ライブや餅まきが催され、祭りの盛り上げに一役買いました。

熱々の芋の子汁で、体の心から暖まりたいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部