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2016.11.20.

今治で村上海賊(水軍)を知ろう


皆さんは、日本遺産をご存知ですか?昨年から認定が始まったばかりの制度であるこの日本遺産制度 地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産」として 文化庁が認定するもので、昨年と今年の2年間で、37の日本遺産が登録されています。

日本遺産を活用した地域活性化の取り組みがこれから多くなされていくことと思いますが 愛媛県今治市、広島県尾道市では、両市にまたがる「村上海賊の本拠地・芸予諸島」の日本遺産の 認定を記念した巡回企画展が現在開催されていいます。

ちなみに、11月3日~12月4日までの現在の期間は今治市で開催中です。
情報元ソース:愛媛新聞ONLINE 貴重な肖像画など21点「村上海賊三家の至宝」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161103-03438501-ehime-l38
村上海賊(水軍)とは、戦国時代に宣教師ルイス・フロイスをして「日本最大の海賊」と言わしめた 海賊一派で、理不尽に船を襲い、金品を略奪する海賊とは違い、掟に従って航海の安全を保障し 瀬戸内海の交易・流通の秩序を支える海上活動を生業としていた人々のこと。

その尾道と今治をつなぐ芸予諸島は村上海賊の本拠地で、村上海賊に関連したストーリーが 今回の日本遺産となったということです。

今治市宮窪町の今治市水軍博物館で開催中の特別展のタイトルは「村上海賊三家の至宝」 代表的な村上海賊である来島、能島、因島三家の武具や文書、肖像画など計21点が揃う貴重な 展覧会となっています。

豊臣秀吉や徳川家康に関連した展示品などもあり、歴史的にも非常に貴重な展示会となっている のだそうです。タオルで有名な今治ですが、海賊でも有名となるとずいぶんとイメージの違う PRとなり、インパクトがありそうですね。

これからの日本遺産による地域活性化の効果が出ることを期待したいです。


 執筆:街コミNAVI編集部
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