2016年は大河ドラマ「真田丸」がヒットし、アニメ―ション映画「君の名は」が大ヒットしました。 こうした映像作品や漫画などがヒットすると、必ず起こるのが、その作品の「聖地巡礼」ですよね。

物語の舞台となった場所や、関連する土地などを訪れる観光客が増えますし、その地域の 自治体としても、地域活性化のためにそうした聖地巡礼を行ういかにして取り込むかが課題となって きます。

滋賀県大津市では、大津市が舞台となったあるアニメの関連イベントを開催し、多くのファンたちで 賑わいを見せています。それが、人気アニメ「ちはやふる」です。 原作は漫画で、競技カルタに青春をかける高校生たちを描いた作品。2008年の連載開始直後から 注目を集め、アニメ化、映画化された人気作品です。

「ちはやふる かるたの聖地in大津」と題されたこのイベントは、大津市一帯で開催されるイベントで 大津市がかるたの聖地といわれることや、作中で、大津市の近江神社で「名人位・クイーン位決定戦」が 行われていることなどから開催されています。

イベント期間中は「ちはやふる特製缶バッジ（非売品）」がもらえるスタンプラリーや 「京阪電車石坂線 ちはやふるオリジナル車内アナウンス」などが行われています。

そして、なんといってもファン注目なのは、「アニメ『ちはやふる』複製原画展」。今回の原画展は まさに作中に出てきた近江神社の時計館宝物館で開催されているのだとか。まさに聖地ということで ファンにとってはたまらない企画展ですよね。

イベントは「上の句week」「下の句week」に分かれていて、下の句weekは1月4〜9日に開催。 ファンの皆さんは是非、大津を訪れてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部