近年、世間で注目を集めている話題といえばいろいろなものがありますが、やはり子育てに関する問題への関心も高まってきていますよね。

最近では男性の育児参加にも目が向けられてきて、「イクメン」なんていう言葉も出てきたりしていますが、滋賀県大津市では、これまでのイクメンの取り組みをさらに拡充することを発表し、さらなく男性の育児参加を推進することになり、注目を集めています。 大津市では、市役所の男性職員が配偶者の出産に合わせて全員が子育てに関われるよう「ハッピー“育Men”」という取り組みを平成27年度から行っています。

これは、男性職員が「育児参画計画書」で職場への連絡、報告を行い、あらかじめ休暇の予定を報告することで職場全体でそれを共有し、サポートする体制を作っていくというもので、「出産補助休暇」「子の養育休暇」といった休暇制度も用意されています。

大津市では2018年度からこの休暇制度をまとめ、刷新し、産後6か月までの間最多で10日間休暇をとれるという「育Men（イクメン）休暇」という制度の設置を決定。

この制度は滋賀のみならず、全国の自治体でも珍しいものということで、注目が集まっています。

滋賀県だけでなくこうした取り組みが全国的にももっと進んでほしいですし、イクメンという言葉自体が意識されなくなるほど、男性の育児参加が当たり前になるように、これからも様々な取り組みが続けられることにも期待したいところですね。


 執筆：街コミNAVI編集部