とにかく現在は、猫人気の勢いが留まるところを知りません。昨年ついに犬を抜いて猫がペットの数で1位となったというニュースもあったりと、今や日本で一番人気のペットとなった猫ですが、なんと岩手県奥州市の図書館では、猫関連の書籍を集めた特設コーナーまで登場したのだそうです。 奥州市丹沢区の市立丹沢図書館にオープンした猫関連書籍コーナー。その名も「猫ノ図書館」は、2月22日にオープンしました。

写真集のようなものだけでなく、小説や漫画など、猫に関連するあらゆる書籍が約600冊集められたこのコーナー。しかし何といってもこの猫ノ図書館が注目されている理由は、その館長に就任したのが猫だということ。

マスコット役となる館長に猫を起用しているのです。

コーナーの新設に合わせて猫館長を企画して募集したところ、実に39匹もの応募があり、その中から選ばれたブリティッシュショートヘアの「むぎ」が、初代館長に就任しました。ちなみに、館内で勤務することはなく、SNSや図書館だよりなどに写真で登場することになるそう。

なので会いに行くことは難しいかも？とはいえ、奥州市内で飼われている飼い猫なので、偶然町で会うことはできるかもしれません。

猫館長と聞くと、和歌山の猫駅長を思い出す人もいるのではないでしょうか？ほっこりするニュースですが、ぜひ長らく市民に愛される存在として頑張り続けてほしいですね。猫ブームの行方とともに、注目していきたいです。


 執筆：街コミNAVI編集部