今では日本の独自の料理としての地位を確立してきている「カレー」ですが、そんな私たちの身近な料理として知られているカレーを活かした町おこしを行っている地域があるのをご存知でしょうか？

舞鶴は日本人のソウルフードといっても過言ではなくなっている「カレー」を利用した町おこしを行っている地域です。今回、そんな舞鶴ではイベントが開催され明治時代のカレーライスが当時のレシピによって再現され、イベントに訪れた多くの人がそのカレーライスを楽しんだようです。 しかし、なぜ舞鶴はカレーを活かした町おこしをしているのでしょうか？

その理由にはカレーと明治時代の海軍との間に密接な関係があるためなのだそうです。実は現在、私たちが良く知っているカレーはカレーの文化が日本に伝わった時に日本独特にアレンジされたものなのですが、当時そのように考案された日本式のカレーは海軍の軍隊食として広まったという経緯があるのだとか。

そして舞鶴は現在海軍を前身とする海上自衛隊の基地がある地域です。

そんな海上自衛隊では今でも金曜日には食事にカレーライスがでるほどで、となれば舞鶴とカレーの関係は実はとても密接な関係にあるのだといえるのではないでしょうか？

現在のカレーは様々な試行錯誤を経てすっかり日本の文化となっていますが、その元祖とも言える当時のレシピで作られた「元祖海軍カレイライス」を是非、一度食べてみたいと思いませんか？


 執筆：街コミNAVI編集部