世界からも評価を受ける日本のお茶。そんなお茶の生産地といわれれば、皆さんはどの地域を思い浮かべますか？

やはり、宇治や静岡といった地域を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。日本を代表するのはこれらのお茶ですが、日本にはほかにもまだまだお茶の名産地があることをご存知ですか？

それが京都府舞鶴市。舞鶴茶という高級茶が生産されているんですよ。 京都府では昭和のはじめごろ、北部で茶業を広めよう計画が持ち上がり、調査の結果舞鶴に流れる由良川流域の気候が土壌が宇治川流域に似ていたことなどから、昭和11年にお茶の栽培が開始され、これが舞鶴茶の基礎となりました。

第66回～69回の全国茶品評会では、4年連続で産地賞の「かぶせ茶の部」で第1位を受賞するなど、その品質は広く認められていて、高級茶として人気を博しています。

ちなみに、かぶせ茶とは茶園を覆い、直射日光を避けて育てることでうまみを増し、苦みを抑え育てた高級茶のこと。

そんな舞鶴茶ですが、現在はブランド力アップを目指している最中で、8月28日からは世界のお茶を販売する製造・小売業の「LUPICIA（ルピシア）」から缶入りのお茶が200貫限定で販売されました。

地元農園とのコラボレーション商品となりますが、舞鶴市内での販売となっていて、地元の市民にも魅力をアピールする狙いもあるようです。価格は1缶50グラムで1,800円と高級品ですが、舞鶴の人、舞鶴を訪れる人はちょっとした贅沢に、購入して飲んでみてはいかがでしょうか。


 執筆：街コミNAVI編集部