日本全国で地方創生に向けた取り組みが行われていますが、そうした地方創生で活躍するのが、その地域の特産品や地場産業ですよね。とはいえ、地域の特産品といっても、PRしやすい派手なものや人気のあるモノから、大々的にアピールするのが少し難しい地味なものまで様々です。

しかし、そうした地味な特産品もPRの仕方次第、ということで、あの手この手で様々なPR作戦が展開されています。

岐阜県多治見市では、生産量日本一のモザイクタイルを全国的にPRしていこうと、最近多治見を挙げての取り組みが行われています。 昨年6月には、モザイクタイルミュージアム多治見が開館し、そのコンセプトや一風変わった外観などが大きな話題となりましたが、この3月には、漫画「キン肉マン」に登場するキャラクター、タイルマンの実物大の像がJR多治見駅前に設置されたのだそうです。

タイルマンの像の設置については、2013年にタイルメーカー社長の鈴木さんが考案し、地元有志とともに「タイルマンを造る会」を発足して実現へ向けて活動してきました。

完成除幕式には、キン肉マンの作者・ゆでたまごさんも多治見に招かれました。

像は実物大で225センチもあるのだそう。これはキン肉マンファンの人にもたまりませんよね。みなさん、岐阜や多治見に訪れた際には、モザイクタイルミュージアムやこのタイルマンの像を是非、チェックしてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部