日本全国で、地域の活性化のために各自治体がしのぎを削る現在、主流となりつつあるPR方法の1つがPV（プロモーションビデオ）作成ですよね。手作り感のあるゆるいものから、制作陣や出演者にプロをそろえた本格的なものまで、様々なPVが作成されています。

各自治体、いろいろな新しい発想で様々なユニークなPVを作成し続けていますが、そんな中、京都府舞鶴市では、高校生たちの目線で作ったPR動画が公開され、注目を集めています。 舞鶴市と、東舞鶴高校・西舞鶴高校・日星高校・舞鶴高専の4校の生徒10人で構成される舞鶴市PR動画作成委員会が7カ月をかけて作ったこのPV。

「来年の春から父と同じく海上自衛隊に入隊予定の主人公。生まれ故郷で、父の赴任中5歳まで過ごしていた舞鶴市に久しぶりに戻ってきた。その知らせを聞いた主人公の幼なじみが、昔よく遊びに行っていた赤れんが倉庫群や五老ヶ岳公園などを案内する。」というストーリー仕立てとなっていて、舞鶴を語る際に外せない名所や、海上自衛隊という要素を盛り込んでいます。

また、このPVを作るに際してのメイキング映像も現在公開されていて、地元高校生たちが地元のPRのために頑張る姿は、それだけで心打たれてしまいますし、かなりのPR効果があるように感じます。

やはり、行政にかかわる企画にこれからを担う若者の視点が入ってくるというのは大事なことだと感じますよね。

皆さんの地域でも、学生が地域貢献のために活動していることがあると思うので、是非チェックしてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部