高齢化社会が進む中、介護などの職に就く人の重要性が高まってきていますね。今でもデイサービスなどを利用している人は多くいると思いますし、街中でもデイサービスの車を見ることがよくあります。

そんなデイサービスに近い「産後デイケア」が近年注目されているのをご存知でしょうか？

専門の職員が出産直後のお母さんの悩みを聞きながら、子供の世話をし、お母さんの休息の時間を作ったりアドバイスを行う産後デイケア。新潟県長岡市では、県内初の産後デイケアサービスが実施されることが発表され注目を集めています。 この長岡のサービスの名前は「ままナビ」で、産後約1年未満の（特に初産の）お母さんを対象に、子育てに関する悩み相談や研修を行います。

長岡市ではフィンランドの子育て支援「ネウボラ」を参考にした「長岡版ネウボラ」の体制を整えて、地域一体となった子育てのサポートを推進していて、その活動の中で出てきた要望などからこのままナビを設置することになったのだそう。

ままナビは8日から長岡市蔵王町にある蔵王保育園の園内の別棟の1室に開設されていて、保育士が常駐してケアに当たるとのことです。この他にも長岡市では長岡ネウボラの中の取り組みとして、子育てコンシェルジュがいる「子育ての駅」を設置していた厘、産後ケア訪問などの取り組みを行っているので、長岡市で育児について悩みのあるお母さんは、是非一度調べて問い合わせてみてくださいね。

こうしたままのケアに力を入れる自治体はほかにもありますが、全国的にもっと広がってほしいところですね。


 執筆：街コミNAVI編集部