アニメやドラマ、映画などのロケ地となった土地を巡る「聖地巡礼」が最近話題ですよね。最近ではそうした作品の舞台となることで地域PRを行う自治体なども増えてきています。

アニメなどの場合は実際にその場所で撮影が行われたりすることはないですが、映画やドラマの場合は実際にその土地がロケが行われますし、芸能人がやって来たり、撮影に伴う様々な経済効果があったり、地域の活性化に色々な点で寄与します。

そんな中、東広島市では、東広島の中でも日本酒で全国的に有名な地域、西条地域を舞台とした映画のロケが始まるのに合わせ、現在地元からの出演者やエキストラの選考が行われているのだそうです。 撮影が予定されているのは瀬木直貴監督の「恋のしずく（仮）」。ワイナリーで働くことを夢見るリケジョの主人公が、西条の小さな酒蔵に実習でやってくる物語で、来年の秋の公開を予定している映画です。

東広島市や西条酒造協会も後援につき、映画を盛り上げるのに全力を挙げていて、6月17・18日には東広島芸術文化ホールくららで市民からの出演者を決める公開オーディションを実施しました。

広島市内でも25日にオーディションがありますが、このオーディションには全国から約1,000人の応募があったのだそうです。撮影は10〜11月に行われ、東広島で毎年開催される「酒祭り」でのロケもあるということで、地域の魅力を十分にアピールする作品となりそうです。

東広島の人も、そうでない人も、作品が完成したら是非、劇場に足を運んでくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部