日本の夏の定番となる食べ物といえばどんな物を思い浮かべますか？そのひとつと言えば「そうめん」ではないでしょうか。

そんな中、安城では夏の定番「手延べそうめん」作りが最盛期を迎えているということで話題となっているそうです。 この安城の「手延べそうめん」は安城の名物として知られていますが、その歴史は200年ほど遡るものもあるそうです。

安城では古くから親しまれているもので、元々は貧困に苦しんでいた農民が副業として広めたものという背景があるのをご存知の方は多くないのかもしれません。

安城に限らず、現在では日本の至るところで気軽に食べられているそうめんですが、このような歴史的な背景があるなんて意外な事実だと思いませんか？しかし、そうめんの歴史は実はもっと古く、室町時代には現在のそうめんの原型になったものがすでに定着していたというのだから驚きです。

その時代からそうめんはすでに七夕の時期などにはお供え物として登場していたそうで、現在と同じように夏の風物詩として定着していたんですね。

そうめんというのものには我々日本人にはそれだけ親しみ深い食べ物ということで、そうめんを食べるとなぜかほっとした気持ちになるのはそういった理由があるからなのかもしれませんね。

これからの夏の季節は暑さに体力を奪われがちですが、この安城のそうめんを食べれば乗り切れるのではないでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部