世の中で議論されている様々なことの中でも、特に注目を浴びていることの1つが、性的マイノリティ…いわゆるLGBTの人達についての話題ですよね。

メディアなどでも活発に議論されるようになり、全国の自治体で同性カップルのパートナー関係を認める条例などが生まれてきていますが、東京都世田谷区でも、そんな同性カップルに関する新たな条例が生まれて話題となっています。 それが、世田谷区の区営住宅に同性カップルが入居できるというもの。

これまで区営住宅に同居できるのは親族のみとなっていたのですが、今年の2月、世田谷区議会に同性カップルも同居できるようにするという情勢改正案が提出されていました。

当初は周知が十分でないなどの指摘が起こり、継続審議となっていましたが、これを受けて市民アンケートなどを実施するなどした結果、議会での成立にこぎつけたそうです。

世田谷区では2015年から同性カップルの「宣誓」に基づき、パートナーとして認める「パートナーシップ宣誓書」の受付を開始。この宣誓書には法的拘束力はないものの、区が発行する書類ということで一定の効果も見込めますし、何より世田谷は同性カップルにも寛容な区として認識されてきました。

今回の条例改正でさらに世田谷に対するリベラルなイメージは高まっていきそうです。区では早ければ11月にも入居の受付を始める予定とのことなので、興味のある人は是非世田谷区のHPをチェックしてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部