いよいよ本格的な夏がやってきましたね。この時期には全国で様々なイベントがあり、山や海などが開かれ、レジャー・観光シーズンになってきますよね。子供たちにとっては夏休みもありますし、今年はどこへ旅行へ行こうかという計画を立てている人も多いのではないでしょうか？

同時に、パワースポット巡りが流行する中で、最近再び注目を集めている観光地の1つが島根県出雲市。 出雲市といえばやはり出雲大社が有名ですが、同じく出雲市の人気観光スポット、八雲風穴でが7月1日、「風穴開き」を迎えました。

八雲風穴とは、その名の通り風が出てきている穴で、天然のクーラーとして親しまれ、夏場には毎年多くの観光客が訪れます。この風穴の隣には500年ほど前に開山したお寺「福泉坊」があるのですが、この地域はその当時から涼しい地域で有名だったそうです。

その理由は、この地域の地形が火山の噴火による溶岩の堆積で出来上がったからだと考えられています。溶岩が冷え固まって堆積していったので、この地域の地層の岩と岩の間には隙間ができていて、風がよく通るということですね。

八雲風穴は明治時代に当時の群長がそんな馳走に穴を掘って石垣を築いて作られたものだそうで、以来貯蔵庫などとして使われ、現在は観光地としても有名となっています。

この夏は出雲大社を訪れてみようと考えている人は、是非八雲風穴も訪れてみてくださいね。出雲の地元の人でも、以外といったことがないということもあると思いますが、一度地元の貴重な観光資源を訪れてみてはどうでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部