みなさんは「魚道」というものが、どういうものかご存知ですか？

相模原にある『相模原ふれあい科学館』では そんな「魚道」について、その詳しい役割や種類などを紹介する 企画展が開催されているそうです。 この「魚道」とは、川に暮らす生き物専用の道なんですね。

人間の手によって作られたダムなどによって 川の上流や下流を行き来できなくなってしまわしまわない為に 作られた道なんですね。

相模原に限らず、自然に出来た川は人間の生活環境に合わせて 工事が行われてきた為、在来の川の生き物の生態系を 変化させてきたのだと思います。

治水事業によって川の生態系などが変わる事によって 生物がいなくなったりすれば、サケやマスなどの 海と川を行き来するような生き物に おおきなダメージを与える事になっているんですね。

こうした結果、最終的には 我々人間にも悪影響が返ってくる事になるのだと思います。

つまり、治水に関わる事業は川の生態系との共存が成立していないと いけないのではないかと思います。

相模原で行われているこの企画展では 人と川とが「魚道」を通じて、どのように共存していかなければいけないのかを 学ぶには非常にわかりやすく、効果的な催しだと思いませんか？

この『相模原ふれあい科学館』の企画展は3月1日まで行なわれているという事で 是非、興味のある方はいってみてはどうでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部