ホーム TOP > フォルダ 都道府県 > フォルダ 石川 > フォルダ 白山

2015.02.14.

白山で繭の豊作を願う伝統行事が開催


みなさんは衣類などに使われる「絹」が 何からできているかご存知でしょうか?

「絹」はカイコガの幼虫である蚕の作る繭から作られるのですが 白山ではその蚕に感謝するという一風変わった行事が行われたそうです。
情報元ソース:北國新聞社 蚕の神に感謝、初午の伝統行事 白峰で繭玉団子作り
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150212-00217238-hokkoku-l17
今回、白山では地域住民が蚕の繭に見立てた団子を木の枝に刺して飾るという 蚕の神に感謝する初午の繭玉団子作りが行われたとのことです。

白山地域では昭和40年代まで 現金収入を得る貴重な手段として養蚕業が盛んだったそうで 今回のように繭玉作りは繭の豊作を願う伝統行事として 毎年、初午の日に行われてきたそうです。

昔はこの白山に限らず、日本の全国各地で 「絹」を生産する為の養蚕業は盛んに行われたいたそうです。

日本の技術で生み出す蚕の生糸は、非常に良質のもので海外に輸出もし 世界一の生糸輸出国になったこともあるほどで 当時の多くの農家の人たちの貴重な現金収入の元になっていたそうです。

このような背景から、蚕に感謝をする行事が生まれるのも頷けますね。

しかし、絹の代用品としての「ナイロン」が発明されると 日本の養蚕業は減少していき昔は全国で行われていた養蚕も 現在では全盛期には及ばない状況になっているそうなんですね。

それでもこの白山で行われている行事にように 養蚕業というのは、今でも日本の文化の中で根付いていて 蚕に感謝をするという気持ちを大事に形に表した行事が 今もこうやって続いている事は素晴らしいことではないでしょうか?


 執筆:街コミNAVI編集部