自然現象の中には時には私たちを驚かせるようなものがあるのを皆さんもよくご存知なのではないでしょうか？雨上がりに現れる「虹」などもそんな不思議な自然現象の一つとして有名ですね。

そんな中、今回、延岡で発生したとある自然現象が注目集め多くの人々の話題となっているようです。 延岡で確認されたのは「浮島」と呼ばれる現象で、この延岡に発生した現象は蜃気楼の一種なのだとか。

この「浮島」という自然現象は延岡の海岸から見ることができたそうで、遠くの風景が海面から浮き上がって見えることから「浮島」と名付けられたのではないかと思います。

蜃気楼といえば、実際にはそこにないはずの遠くのものが特殊な環境によって光が屈折し見えてしまう現象として知られています。多くの人は蜃気楼は砂漠などでみるものだと思っている方も多いのではないでしょうか？

しかし、延岡でもそんな特殊な環境の条件が揃うことがあるようで、この延岡の「浮島」は海面近くの空気が日が昇ると同時に温められ、上空との冷気との温度差が発生した場合に条件がそろうと見ることができるみたいですね。

もちろん、このような特殊な環境が揃うことは年中あるわけではないそうなので、冬の時期にしか見れない延岡の冬ならではの貴重な光景と言えるではないかと思います。

水平線にはっきりと島々が浮かんで見える光景はそんな自然がなせる貴重な光景ではないでしょうか？

もし、運良くこの「浮島」を見ることができれば何か良いことが起きそうですね。


 執筆：街コミNAVI編集部