日本酒はお好きですか？若者のお酒離れが危惧される中、最近では地酒の人気が高まり、日本酒を愛好する人も少しずつ増えてきていますよね。

世界的にも人気のある「ジャパニーズ・サケ」ですが、山口県岩国市を代表する日本酒メーカー「旭酒造」が、アメリカでの日本酒製造を開始することを発表し、話題となっています。 旭酒造は1948年から岩国市で続く酒造メーカーで、現在製造している銘柄はたった1つだけ…それが「獺祭」です。

大人気であるものの、生産量が限られているためどこでも飲めるわけでもなく、それがさらに人気を高めている日本酒です。出回る数が少ないためにプレミア価格がついてしまうこともあることから旭酒造が「お願いです。高く買わないでください」という新聞広告を出したことも先日話題となりました。

そして、今回のアメリカ進出がさらに話題を集めることになっています。

ニューヨークの料理学校と連携して酒造を作り、現地の元老で獺祭とは違った日本酒を製造・販売していくということです。日本食の人気が世界でも高まっていく中、日本酒をさらに世界に広げていくための取り組みということで、地元岩国だけでなく、日本のお酒の未来を背負っての進出となりそうです。

2019年の初旬には稼働を開始していく予定ということで、2020年に向けて日本への関心が高まるこのタイミングでの取り組み。地元・岩国の人はもちろん、皆さん注目していてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部