お手玉をしたことはありますか？日本では昔からある遊びとして親しまれるお手玉ですが、近年はほかの伝統的な遊びと同じように、以前に比べるとお手玉を愛好する人は減ってきている印象がありますよね。

しかしそんな中、愛媛県新居浜市では、大規模なお手玉イベントが開催されて話題となりました。 この「お手玉遊び市民大会」は、新居浜市市制施行80周年と「日本のお手玉の会」設立25周年を記念して、12月2・3日の2日間の日程で開催されました。

日本のお手玉の会は、日本人の生活の中から生まれ、受け継がれてきたお手玉を振興して、現在のコンピューター社会で忘れがちなぬくもりを受け継いでいこうと、新居浜市で平成4年に立ち上げられた市民大会で、同年に全国お手玉遊び大会というイベントも実施。

以来、新居浜市は全国のお手玉の振興活動のリーダー的存在として注目を集めてきました。

そんな日本のお手玉の会の設立25周年を祝って赤金ミュージアムで開催されたイベントには、新居浜市を中心に多くの人が参加。記念対談やステージイベント、お手玉作り教室といった、誰でも楽しめるイベントに加え、お手玉遊びの競技大会も開催。

普段からお手玉を愛好する人も、昔は親しんでいたという人、ほとんどしたことがないという子どもや若者までみんなが楽しみました。

シンプルな遊びですが、シンプルだからこそ誰でも楽しめる遊びとして長く受け継がれてきたのだと思います。皆さんも機会があれば、お手玉を楽しんでみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部