現在、日本中でブームとなっているのが、地域で限定生産されるお酒たち。

特に日本酒やクラフトビールといったジャンルでは数多くの製品が生み出され、注目を集めていますが、最近ではそれ以外の種類のお酒が造られることも増えてきていて、特に今注目されているのが、「ジン」です。

地元酒造だけでなく、大手の酒造メーカーもこぞってクラフトジン開発に力を入れるようになってきていますが、広島県廿日市市でも、新たなジンが誕生して注目を集めています。 それが、廿日市市桜尾の酒造メーカー、「中国酒造」が開発した「SAKURAO GIN」です。

中国酒造は今年で100周年を迎える、廿日市を代表する酒造メーカーで、清酒や焼酎、ウイスキー、リキュール、みりんなどをこれまで製造販売してきました。

100周年を機に、今年は洋酒づくりへの新たな可能性へ挑戦するために新たにクラフト蒸留所「SAKURAO DISTILLERY」を設置し、そこで生み出されたというこのジンは、地元広島の植物素材を17種類も使った芳醇な香りが特徴。

日本らしく、そして地元・桜尾らしく桜の花なども使われていて、海外の伝統的な製法を活かしながらオリジナルの味に仕上げています。これは海外からの人気も出そうですよね。

廿日市市では宮古島ビールといったクラフトビールも人気を集めていますし、これから廿日市のお酒がブームとなることもありそうです。廿日市の人、お酒好きの人は是非チェックしていてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部