日本全国の各地域には その地域で名物となっている特産品などがあり 日本だけでなく世界的に見ても珍しいものがあります。

そんな中、ご紹介するのが 世界一の八代の特産品「晩白柚」です。 今年、県立八代農業高校で超特大の晩白柚が収穫され ギネス世界記録への申請を進めるという事で話題になっているそうです。

この八代の特産となっている晩白柚ですが、日本原産の果実ではないものの 1930年頃から八代の地域に根付き、特産品として認知されていったとの事。

晩白柚は通常でも直径が25センチメートルほどにもなり 柑橘類の中で驚きの大きさといえるのではないでしょうか？

今回、同高校で収穫された晩白柚は 周囲28.1センチメートル、高さ23センチメートル、重さ4890グラムにもなり 通常のものと比べると、倍ほどの大きさの差があるそうです。

これほど巨大なものであれば ギネス世界一になる可能性は、とても高いのではないかと思いませんか？

さらに面白いところは、現在の晩白柚に大きさについてのギネス記録保持者は 同じく八代で生産された晩白柚だそうで、海外から伝わった果物が 日本の同じ地域で世界一が生まれるという事は、非常に興味深いことではないでしょうか？

晩白柚は日本の八代という土地が 世界で一番適した栽培の地になっているのかもしれませんね。


 執筆：街コミNAVI編集部