（2018年12月31日に書かれたコラムです）

金沢からスポーツに関するニュースです。

金沢城公園で来年5月に開催予定のフランス発祥のニュースポーツ「パルクール」の全国大会がライブ配信されることになりました。金沢城公園内の風光明媚な景色と参加者のアクロバティックな技を国内外に発信するため、開催実行委員が企画したそうです｡ 今回の「パルクール」の大会は国内初となった、今年5月に続く2回目でら関係者は金沢を「パルクールの聖地」として定着を図るとともに、競技人工の拡大にもつなげたい考えです。

「パルクール」は段差を飛んだり、壁を昇ったりして、表現力と速さなどを競うスポーツで、国内の競技人口は約3000人ほど。5月に金沢市で行われた大会では、忍者に扮して観光ボランティア活動に取り組む北陸大学の学生が中心となって運営し、全国の約100人が技を披露しました。

パルクールは、10代から20代の若者の間で流行し始めており、映像で互いの技を見せ合う機会が増えているそうです。

このため来年5月に金沢城公園で開催される大会の様子をライブ配信し、出場者の確保や大会運営費に充てる企業からのスポンサー集めにつなげることを目指しています。

ライブ配信は大会期間中の5月3日から5日、TwitterやFacebookなど複数のSNSを使って生中継する予定で、出場者のPR動画なども、放映予定。関係者は「世界中の人に見てもらい、競技や金沢の観光振興に役立てたい」と話しています。

ライブ配信というのは現在の風潮にも合った効果的なPR方法だと思います。あとはそれをどうやって拡散していくかが課題になるのではないでしょうか。


 執筆：街コミNAVI編集部