歴史ある建造物と最新技術とがコラボレーションしたデジタルアートが金沢では今話題となっているんです。

金沢にある金沢城公園の「鼠多門」ではなんと「AR」とよばれる拡張現実技術を使用したアートイベントが開催されているということで注目どが高まっているのだそうです。 こちらのアートイベントは金沢での新しい文化発信を手がけている「kanazaWAZA研究所」によるもので誰でもスマートフォンとインスタグラムのアカウントがあれば気軽に体験できるというのが特徴なんだとか。

金沢でも鼠多門は人気のスポットとして知られていますが、そんな鼠多門にスマートフォンをかざすとなんと画面に中の鼠多門には3歳の時に江戸から金沢に入城した"珠姫"の心情を描いたして桜吹雪や雲が現れるという仕組みになっているんです。

デジタル技術を使用すれば簡単にこうした物語の中のような空間を演出できるというわけですから、意外にも歴史的な建物などと最新技術というのは相性がいいものなのかもしれませんね。

こちらのアートイベントの本展である「珠姫の物語」は同じく金沢にある21世紀美術館にてインスタレーション・アート展として開催されるそうで、今回の鼠多門で使用されたAR体験などもできるそうなので興味を湧いたという人はぜひこちらに足を運べばより最新技術によるデジタルアートの世界を知ることができるのではないでしょうか？

誰もが気軽に体験できるAR体験を活かしたアートイベントというのは今後も増えていくことになりそうですね。

（2021年4月22日に書かれたコラムです）


 執筆：街コミNAVI編集部