（2018年3月18日に書かれたコラムです）

みなさん、チョコレートはお好きですか？

もはやお菓子の代表格として私たちに親しまれていますから、好きな人もとても多いですよね。最近はバレンタインデーやホワイトデーでチョコレートを買ったり食べたりしたという人も多いと思いますが、いざチョコレートを買いに行くと、世の中には無数のチョコレート店やブランドがあることに改めて驚いたという人も多いのではないでしょうか？

パティシエの本格的な高級チョコレート店もたくさんあり、差別化の仕方もかなり重要なポイントとなってきているチョコレート界ですが、石川県金沢市では、「ソーシャルプロダクツ・アワード2018」という賞で大賞を獲得し、注目を集めているチョコレートがあるのだそうですよ。 それが「ロータスコンセプト」というお店の「love lotusチョコレート」。

金沢のロータスコンセプトは蓮雑貨の専門店という一風変わったコンセプトで注目を集める雑貨店で、食べ物はもちろん、インテリアやファッションなどの雑貨も取り扱うお店です。

ソーシャルプロダクツ・アワードは、ソーシャルプロダクツの普及・推進を目的に設けられた日本で初めての表彰制度で、食品やアパレル・雑貨、家電製品から、住宅、旅行、金融商品に至るまで、なんらかの社会性を持つあらゆる商品およびサービスを表彰する制度。

ソーシャルプロダクツとは地球や人にやさしい商品やサービスのことを言います。

ロータスコンセプトは昨年、クラウドファンディングを実施し、チョコレートづくりに関するすべての工程を1つの工場で行うという「Bean to Bar」という方式のチョコレートブランド「love lotus」を立ちあげました。

このlove lotusチョコレートはベトナム産の児童労働によらない農薬不使用のカカオ豆を使い、売り上げの一部で児童養護施設で生活する子どもたちの支援を行うということでそうしたコンセプトが評価され、ソーシャルプロダクツ・アワード2018の国際部門で大賞を受賞したということです。

Bean to Bar専門のチョコレートブランドは石川県初で、このアワードの大賞受賞も石川県で初ということです。チョコレート好きの人、金沢の人は是非1度食べてみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部