カフェとアートというのは不思議と親和性の高いものですが、今回、金沢ではそんなアートの体験プログラムを提供するという斬新なカフェあがオープンしたということで話題となっているんです。

金沢の市街を一望できる卯辰山にオープンしたのは「金沢茶寮」というカフェ。 こちらは金沢で活動する陶芸家の方とデザイン会社を経営される方が共同でオーナーとなってオープンさせたというものなっているのだとか。

なんといっても特徴的なのはこちらのカフェでアート体験プログラムに参加するとまずは2時間のプログラムを体験することになるそうです。

では実際にはどのようなプログラムになるのかというと、なんと伝統工芸としても知られている九谷焼の湯のみなどに重ね塗りや研磨など施すという陶芸と漆芸との融合をさせた新たなアート製作を体験できるものになっているんです。

そんな斬新アートは「金沢塗」と名付けられているそうで、江戸時代に確立されていた今は廃れてしまっていた技術を復活させたものになっているのだとか。

伝統工芸も立派なアート。そんなアート体験をカフェで体験できるということであれば金沢のみならず多くの人が集まる場所になりそうですね。

そして、そんな体験プログラムが終わったあとにゆっくりとカフェでお茶を楽しむことができる内容になっているということでオリジナルスイーツと自らで製作した器を使ってカフェタイムを楽しむことができるようになっているというわけのようです。

アートとカフェ、どちらも満喫できる場所としてこちらの「金沢茶寮」は今後注目のスポットとなりそうです。

（2022年3月28日に書かれたコラムです）


 執筆：街コミNAVI編集部