（2019年7月24日に書かれたコラムです）

夏になれば食べたいものの一つといえばひんやり冷たくて美味しいかき氷ですが、霧島ではそんなかき氷を提供するお店が話題となっているようなんです。

霧島に限らず、全国にはかき氷を提供するお店は数多くあります。その中でなぜ霧島にあるお店が話題となっているのかというとそれは、なんとかき氷を販売しているのはかまぼこ屋だからなんです。 霧島にある「植山かまぼこ屋」では夏の時期になるとお店に訪れたお客さんには「かまぼこのお客様ですか？氷のお客様ですか？」と聞かれるのだとか。

そしてかき氷を注文すると本格的な削り機で削られたこのお店独自の配分で牛乳と練乳を混ぜた氷を使用したかき氷が食べられるというわけなんです。

なぜ、かまぼことかき氷という意外な組み合わせがなんだか面白そうですが、提供されるかき氷は絶品なんだそうで時には1時間待ちの行列ができる時もあるということなのでその人気ぶりが伺えますね。

かまぼこ屋で絶品かき氷が楽しめるというのは全国広しといえどここ霧島だけではないでしょうか？

本業のかまぼこ屋の方も創業94年という老舗というのも面白いところですね。一見伝統を重じていそうな老舗のお店がこういった意外なことをしているというのもとてもユニークなポイントですね。

今ではすっかり地元の名物となっているようで夏になればこちらのかき氷を求めて足を運ぶ人は絶えないとのこと。ぜひ機会があれば霧島でかまぼこ屋でのふわふわかき氷を楽しんでみてはいかがでしょうか？


 執筆：街コミNAVI編集部