日本の全国各地の自治体には、それぞれの自治体の観光資源がありますよね。

遺跡だったり、伝統芸能だったり、伝統工芸だったりグルメだったり、いろいろな地域資源がありますが、どんな地域資源をどんな風にアピールしていくのか、自治体の人たちにはそうしたプロデュース能力も求められることになります。

現在、鹿児島県霧島市が「西郷隆盛」、そして「明治維新150周年」を軸としたさまざまな事業に取り組み、注目を集めています。 西郷隆盛は霧島市に頻繁に訪れていて、様々な逸話や遺品が残されています。ちなみに、最期の5日間も霧島で過ごしたと言われているんですよ。

来年は明治維新150周年で、NHK大河ドラマ「西郷どん」も放送されるということで、霧島市としてはこの機会を活かして霧島をPRし、観光客を誘致しようと気合を入れています。

日本一大きな西郷隆盛の像がある「西郷公園」では、西郷隆盛に関する展示スペースの整備・修繕のほか、Wi-Fiの整備なども行われ、より快適な観光ができるよう整備が進められています。

市内の資料館や歴史館でも西郷隆盛に関する特別展が軒並み開催されるなど、来年へ向けた企画が着々と進められています。もちろん、大河ドラマのドラマ館もオープンしていて、12月には放送直前トークショーなども開催が予定されています。

他にも霧島市では様々な企画が用意されているので、気になる人は是非チェックして、一度霧島市に遊びに行ってみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部