普段ではあれば捨ててしまうようなものでも実は食べてみると美味しいものだったなんてことがよくわかる取り組みが霧島で行われているということでいま話題となっているようです。

霧島にある観光施設である「西郷どん村」にある日当山無垢食堂では今回、「大隅のごちそう無垢弁当」という商品が販売され注目を集めています。 ちなみに、こちらの霧島で販売されている弁当が注目を集めている理由というのが、なんと弁当に使用されている具材にはいわゆる"未利用魚"が使われているといところなんです。

なんでも霧島だけでなく県内でもこうした未利用魚を活用しようという取り組みが活発だそうで、その中でも霧島ではこうした弁当の具材という形で未利用魚が活用されているというわけなんですね。

未利用魚というのはせっかく水揚げされても認知度が低いというような理由で廃棄されてきた存在の魚たちのことで、実際には認知度が低いというだけで食べてみると意外に美味しいという決して食材としては劣っている存在ではないのだとか。

確かによく普段目にする魚でないとなかなか手が出しづらいものかもしれませんが、実際に食べてみて美味しい魚が廃棄されているというのはなんとももったいないことかもしれません。

実際に、こうした未利用魚が廃棄されるということで大きな食品ロスや貴重な水産資源の保護の面から見ても日常的に取り組んでいきたいところでしょう。

実際には食べておいしい未利用魚の魅力にこの霧島で販売されている弁当を通じて気づいたという人は多そうですね。


 執筆：街コミNAVI編集部