日本で最大の「炭鉱の街」として大牟田は知られていますが、そんな大牟田で「夏の鉄道展 ありがとう炭鉱電車〜三池炭鉱専用鉄道の歩みを振り返る〜」が開催されたということで話題となりました。

大牟田はでは明治時代から炭鉱の街として活気があった地域であり、そんな炭鉱作業に欠かせない存在である炭鉱鉄道である「旧・三池炭鉱専用鉄道」に運行が終了したというのも今夏しの鉄道展開催のきっかけとなっているようです。 こちらの旧・三池炭鉱専用鉄道は1878年に石炭を搬出するために作られたのが始まりなのですが、この大牟田を走る機関車の中には製造から80年以上も現役で走り続けたものもあるそうで、そんな長い役目を終えた機関車の歴史を振り返ったり、当時の姿を紹介しているのが今回の鉄道展の見どころなのだとか。

80年以上と長い間、多くの人のために働き続けた機関車をみればなんだか感慨深いものを感じる人も多いのではないでしょうか？

大牟田での様々な出来事や思い出を乗せて走り続けて機関車は他にはないでしょう。

多くの人に愛されてきた機関車であることは間違いなさそうですね。

私たちの生活の中ではこうした働く乗り物の存在というのは欠かせないもの。現在、便利な生活を送れる影にはこうした長年働き続けた乗り物のおかげというわけなんですね。

時にはこうした大牟田での鉄道展などで多くの人に愛されたきた働く乗り物の姿に思いを馳せてみるなんてこともいいかもしれません。

（2020年11月18日に書かれたコラムです）


 執筆：街コミNAVI編集部